シリウス


「先生、僕の目は、まだ昔みたいに、透明でしょうか」

「大丈夫だ。春。必ず成功させるよ。

明日の手術は」


コツン、コツン、ガラッ…

コツン、コツン、コツン…


先生の気配が消えた。

「はい、先生」


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風が頬をかすめる。

久しぶりに外にでた。