豹蝶Ⅰ





「担任のユウヤだ。
 呼び捨てでいいから、
 よろしく」


そういって手を差し伸べた。



「私は片桐レイ。
 よろしく」




2人で雑談をしながら教室にむかう。




呼んだら入ってくるようにといわれ
教室の外で待つ。





どんな顔をしよう

正体はバレるだろうか。



色々な不安が襲う。





やめて、私らしくないじゃん。






名前を呼ばれ教室に入る。