豹蝶Ⅰ





「さっそくだがレイの教室は
 2-Eだ。
 ここしかあいてない」


「分かりました」


「すまないがここには舞龍の奴らもいて
 やっかいだ。すまない」


少し気分がおちる。


「大丈夫です」


「お前のことは多分この学校で俺しか知らない。
 だがお前は有名だったからな。
 バれないように気をつけろ。」


「はい」


「ナオが死んで、お前もいなくなって
 豹王はキープはしているが元気もなく
 みんな死んだように喧嘩をしている。
 幹部の力だけが頼りだ。
 1度会いに行ってやんねぇか?」


「考えてみます」



みんなごめんね。

私が逃げたから・・・





「ゆっくりでいい。

 とにかく理事長室の外に担任
 がいるから、教室に行け」



「失礼します」