「久しぶり。レイ。」
「レオン・・・さん・・・。」
「豹王から聞いた。
大変・・・だったな」
「私・・・本当にすみませんでした。
勝手に逃げちゃって・・・」
「最初はビックリしたがな
みんなさみしがってる。
もう戻らないのか?」
「戻るつもりはありません」
「そっか」
親を亡くしてたまたま両親の知り合いで私を引き取ってくれたのがレオンさんだった。
命の恩人であり、感謝しきれない。
そして豹王の初代総長である。
「まさかレオンさんが理事長とは
ビックリしました」
「ははッ
族を卒業してからこっちにも
色々あってな~」
優しい笑顔を見せてくれる、
とても懐かしい・・・。

