豹蝶Ⅰ





バイクの後ろにのり送ってもらう。



「何も聞かないで・・・」


「聞かねぇよ」




家についた。


「ん」


ケータイ忘れてたのね。


「ケー番教えろ

 俺達は諦めねえ。」


「私に関わると死ぬわ・・・」




「・・・俺は死なねぇよ。

 俺にはお前を守ることはできないのか?」



そっとだきしめられる。


あったかい・・・。



こんな思い久しぶりだな。




返事はせずに家に入る。





今日は珍しくよく眠れた。