豹蝶Ⅰ






「体に悪いよ」



「心配ねぇよ。

 俺はレンだ。よろしくレイ」

「よろしく、レン」



「もう9時だぜ。
 どこか行くのか?」


「ちょっとね」


「そうか、ここらへんは危ねぇから気をつけろ


 じゃぁな」


ポンッと頭をなでて去っていった。



レンか・・・。

かりができちゃったな。




おにぎりをさっと食べてある場所にむかう。