「おい」 誰かの一声で私の腕を掴んでたやつらは私をつきはなして逃げてしまった。 とっさにしりもちをついてしまう。 いたたっ 「大丈夫か?」 そこには舞龍の総長がいた。 「うん。どうもありがとう」 「いや」 すぐ顔をそらされた。 「ん?どうしたの?」 「いや何でもねぇ。 何か買うのか?」 よく見ると顔が赤い。 「うん。」 おにぎりを買い、外に出ると総長さんがタバコを吸っていた。