見ると舞龍の総長だった。 「どうやってここにきた?」 どうって・・・ 鍵開けたなんて言ったら怪しまれるわね。 「私が来たときには開いてたわ」 「・・・・そうか」 目も覚めたし行くか。 「じゃ私はこれで」 立ち去ろうとしたとき、 「レイちゃん!」 「レイでいい」 「じゃあレイ! 俺らのこと知ってる!?」 そんなこと知ってるに決まってるじゃない。 私の情報なめてるわね。 「さあ?」 ここは知らないふりをして 今日は帰ろう。 すばやく屋上を出た。