ピンクの空


しばらくして、そろそろ朝練も終わりの時間になった。




そのとき、いきなり教室のドアが開いて、雅也が入ってきた。





「雅也!!体調悪いの??大丈夫?」




『は?別に体調なんて悪くねーけど。』





「え?」





『俺、練習これから出ねーから』





「は?」



それだけ言って、雅也は自分の席に着いた。