『カバン置いていきなりあわてて出てったから、どーせ先生に俺のこと試合に出せだのなんだのって頼んできたんだろ?』 ば、ばれてる・・・ 「ごめんなさい・・・」 大森には、隠し事しても無駄なんだ。 『お前うけんな』 大森は笑った。 「はあ~?うけないから!!フンッ」 『はいはい』 夕日に照らされて、大森の顔がはっきり見える。