視線を合わせ、礼をした。 顔を上げたら、かなりの人の量。 3年間伴奏はしたけど、この人の量には、やっぱり慣れない。 ちょっと緊張しながら、あたしはピアノのいすに座った。 大丈夫。 大丈夫。 信じろ。 自分を。 あたしを信じてくれるみんなを・・・・・・・・・