『到着!』
いきなり俊が大きな声で言った。
目の前に合ったのはお城みたいに大きなお家。
『こ、これって・・・』
思わず声を詰まらせてしまった。
『俺ん家だけど、言ってなかったっけ?』
いや、全然全く聞いておりませんけど!?
『そ、そうなんだぁ(笑)』
俊が私の手を引いた。
『うわっ!』
『入るぞ!』
なんか俊、スゴク嬉しそう!
ガチャ
俊が開けた扉の先には、大きなダブルベッド1つとバスルームなどがあった。
寝室かな?
『好きなとこに座って待ってて!』
『うん♪』
って言われてもドコに・・・
いきなりベッドに座るのもなんかいやらしいし。
『お待たせ~アレ、座ってなかったの?』
『あっうん!』
俊の私服、カッコイイ♪
『何、俺ってそんなにカッコイイ?』
と言いながら私の頬に触れた俊。
もしかして、心読まれた!?
『私服、初めて見たから////』
『そっか!これからは、いつでも見れるよ。』
俊の顔がだんだんと近くなってきた。
キスかなぁ。
目をつぶった私だが、俊の唇は私の唇では無く首に触れた。
『んっ!』
『愛菜は俺のものって印。』
『俊・・・』
私は自分から俊にキスをした。
『!?』
『愛菜、どーした!?』
『俊に俺のものって言われたのが嬉しかったから・・・』
今度は俊が私にキスをした。
『俺も愛菜からキスされて、嬉しかった!愛菜?』
『なに?』
『好きだよ。』
『私も!大好きだよ♪』
お互いの気持ちを確かめ合った俊と私は、やっと1つになれた。

