過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

俺は学校中走り回った。

『ドコに居るんだよ・・・』

『五十嵐?』

後ろから俺を呼ぶ声がした。

『愛菜!』

俺は愛菜に駆け寄り抱きしめた。

『い、五十嵐!?』

『俺が谷地先輩の分まで、愛菜を幸せにする!!』

『えっ!?////』

愛菜、顔真っ赤だ。

『谷地先輩に、愛菜を頼むって言われたんだ!』

『誠人に?』

『まぁ先輩に言われたから幸せにする訳じゃないけど。』

俺は愛菜の肩を持ち、目を見て言った。

『俺は愛菜が好きだ。俺と付き合って下さい!』

『わ、たしも、〝俊〟が好きだった・・・』

ん?

今、なんて言った?

『〝俊〟って呼んだ?』

愛菜も顔は再び真っ赤になった。

『ずっと、真海が羨ましかった・・・』

『なんで?』

俺に抱きついてきた愛菜。

『〝俊〟って呼んでたから//////』

可愛いこと言ってくれるねぇ~

止まんなくなりそうだよ(笑)

『愛菜、可愛い。』

俺はわざと耳元で言った。

『ひゃっ!』

なんだ今の反応は。

まさか、

『耳弱いの?』

俺は愛菜の耳を軽く噛んだ。

『んっ、やめて////』

『キスしても良い?』

愛菜は周りに人が居ないかを確認してから、

『うん!』

俺は愛菜の唇に唇を重ねた。

そしてだんだんと深まっていくキス。

『んっ・・・』

愛菜の声が漏れえる。

ヤベェ・・・

声、可愛い。

我慢出来ねぇよ!