過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

『五十嵐!?』

五十嵐からの返事は無い。

なんなのよ!

ドコに向かってるの?

屋上ではなさそう・・・

着いた場所は、

『保健室?』

すると、やっと五十嵐が口を開いた。

『そーだよ。俺たちが1番話しやすい場所だと思ったから・・・』

1番話しやすい場所?

『どうした?』

ボーっとしていた私に問いかけた五十嵐。

『えっ!あっ、ゴメンネ!!大丈夫だから。』

『そっか。じゃあ、入るか?』

私は上履きを揃えて中に入り、ドアを閉めた。

『先生、居ないね・・・』

五十嵐はソファーに座った。

『この時間は絶対に居ないんだ。』

『へぇ~知らなっかった!』

ていうか、何で五十嵐はそんなこと知ってるんだろう?

普通知らないよね・・・

『毎日のように来てれば分かることだよ。』

『毎日?』

何か用事が合ったからかなぁ?

それでも、毎日来るのはおかしいよね。

『清野と俺の始まりの場所だから・・・』

『えっ?』

私と五十嵐の始まりの場所?

『ココでお前がキスで怯えた理由を知った。』

そぉゆうことか。

確かに私たちの始まりの場所だね。

『だから、ココが1番話しやすい場所だと思ったんだ。』

色々考えてるんだね。

『ありがと!』

私は五十嵐の隣に座った。

『昨日、何か合ったろ?』

無言な私に五十嵐は言った。

『話してくれないか?あの時みたいに・・・』

五十嵐は、私の頭を撫でた。

あの時と同じように・・・