いつもいつも陽気で、憎い時もあった。





 自由な直ちゃんに。






 嫉妬した時もあった。





 同じ顔なのに、なんで僕だけ芸能人なんだって。





 でも、僕は今、あの職業を好きだって思えてきていた。





 なのになんで・・・?





 なんで僕が病気にならなきゃいけないの・・・?





 でも、直ちゃんが、治してくれる。





 って言ってくれた。





 君がいればどんな嘘だって、すべて本当になれる気がした。




 直ちゃんがいたから、僕は、今まで笑顔でいられたよ・・・。