「もう完璧だよ!大樹もサラも!!」




 はあ・・・・・・。




 やっと終了か。





 「やったな、大樹。学校行こう」




 お父さんは笑顔だった。




 「よく怒らなかった」




 ・・・怒ったけどね。




 「サラ」




 「はい?」




 「また仕事できるといいね!」




 僕は車に乗り込んだ。