「それでさ、直ちゃんはアイドルになるの。星と一緒の!僕は作文が好きだから、直ちゃんのうたを僕が書いてあげる」





 無邪気な笑顔で夢は決まったんだ。





 『『『きゃあああああ!!!直哉ぁああ』』』』





 コンサート会場はよく響く。




 大樹みたいに有名になれるように頑張るよ。





 まだまだだけどな、俺は。