気が付いたらベッドの上。




 横には真綾がいた。




 真綾・・・君とも、けじめをつけなきゃだめだね。




 僕は、君を好きじゃない。




 どうしても、LikeをLoveに代えられなかった。




 ごめんね。




 「真綾・・・別れよう・・・」




 声にならない声で、そういった。





 彼女の涙が目に、焼き付いた。




 きっと一生忘れない。




 忘れられない。





 だって・・・本気で愛してくれたから。