「はーい」



 部屋から出た瞬間、僕は誰かに連れられた。



 もしかして誘拐犯?



 ファンの子?




 僕、死ぬのーーーー!??



 「お弁当は持ったね、朝で終わるっていうから、ランドセルも車にあるわ」



 なんだ、お母さんか・・・。



 驚かせないでくれ。



 車に乗ると、すごいスピードで走りだした。