「・・・なんで・・・?」








 見慣れた顔だった。







 「へえ~、芦沢大樹がこんな狭い部屋で暮らしてるとはねえ」








 「・・・魁人、何のつもり・・・?」








 三浦魁人。僕と一緒にデビューして、すぐに消えた。








 そして僕がいなくなった途端、売れ始めた。