「やめてくださいよ!」 「ははっ!いつもの伊織や〜」ケラケラ笑っている稲森先輩。 「もう!調子乗らんといてください!」そう言って私も水をかける。 「つ、つっめた!」 「私も冷たいですー」また水をかけると先輩はコップに入れてかけようとする。 それが何分か続いた。あんなに腹立ってたのに、いつの間にか許してる。 「ちょ、ちょっと!!二人とも何してんの?!」 掛け合いしている手を止めると腕組みしてこっちを睨んでいる亜美。