ヒサを見ると苦しい顔をしていた。



「な、なに？ちゃんと・・・言ってよ・・・。」



そう言うとヒサはゆっくりと顔をあげた。



「元々、俺たちが天神連合に奇襲をかけたのは、レナ。」



あたしの名前を呼んで、ヒサが一拍置く。



何を言うつもりなんだろう。



なんだか、聞くのが怖い。



「・・・・なに・・・？」