絞り出すような声で話すヨウ。 「姉弟だからわかる"言葉"があるんじゃねぇのかよ!!?」 珍しくヒサが――キレた―― ヒサがヨウの胸ぐらを掴み無理やり立たせる。 砂埃が宙に舞う。 「レナが俺に託した"ありがとう"の中に込められてるもん見つけろよ。」 今にも殴り飛ばしそうな右手と目つき。 その様子をまるで観察するようにジッと見つめる黒サン。 「お前、それでもレナの弟かよ。」 「弟だよ。" "の弟だよ」 なっ!!? 「" "だと?」 「あぁ。そうだよ。」 睨み返すようにヒサの目を見るヨウ。