ヒサから吐き出された紫煙がゆっくりと夜の闇へと消えていく。 「スンマセン。」 大して悪びれもせずに言う黒サン。 「次茶々入れたら・・・わかってんだろうな・・・・。」 「はいはい。」 ヨウから放たれた言葉は、矢となって黒サンに突き刺さる。 「お前らの喧嘩はいいから、続き。話してくんない?」 冷たく言い放つ。 もちろん笑顔は絶やさずに。 「すみませんね。」 さっきとは打って変わってにこやかに話を戻す。 「用件は電話でお話しした通りです。」