あたしはヒサの胸へダイブした。



もう、迷わないよ。



お兄ちゃん。



この世界の頂点をシンに渡してはいけないと、思ったの。



だから、あたしはあなたの剣となると決めたの。



「ご、ごめんねぇっ・・・。」



あたしはヒサの胸の中でまた、泣いたんだ・・・・。