最後の一人は決定的な一言をつぶやいた。



『双子だけど、似てないのよねー』



平然とした顔で、爆弾を落としていった。



双子、誰と誰が?



「ふたごぉ!!!!???」



ユウコの声で我に返る。



俺は知らないうちに業務報告をしていたらしい。



ある意味重症だ。



「あ、あぁ。最後の女がそう言ってた。」