「……と」

「……う……と…」

「夕斗!」

誰かの声によって目覚めた。

「ん」

日の光の眩しさに目を薄くする。

「夕斗、珍しいね。」

時計を確認するともう8時を指していた。

「どうしたの?なんかあった?」

不思議そうな顔をして聞いてくるが、自分でもわからなかった。