何故か俺は畳で正座をしている。
疲れたので正座を崩していると突然ドアが開き、悠希と咲都が入って来た。


サキト「おい、夕斗。正座を崩すな。」

一言目がそれかよ…

ユウキ「そうだよー。」

お前もか……つーか

ユウト「なんで俺が。」

サキト「そんなのお前が朝、勝手に出ていくからだろ。」

ユウト「んなの俺の勝手だ。」

サキト「そうかもしんねえけど、書き置きぐらいしとけよ。」

なんだそれ。

ユウト「俺はお子ちゃまじゃねえ。」

サキト「そうだけど、仮にもお前は「おい。」

何言い出すかと思えば…

ユウト「俺は弱いわけじゃない。」

サキト「そうか。気をつけろよ。」