着替えを済ませ、財布とタバコを持った。
誰も起きていないことを確認し、玄関を出た。




空を見上げると星達が輝いていた。


誰にも見せたことのない切ない表情を浮かべていた。




背後に気配を感じ振り返ると、化粧が濃く香水の臭い女が4人ほどいた。


多少睨んでいると、話し掛けてきた。

ケバコ1「ねェ、ォ兄さんかっこいいねェ♪」

気持ち悪い声を出している。無視を決め込み帰ろうとすると

ケバコ2「ちょっとどこ行くのォ?」

ケバコ3「アタシ達と遊ぼうよォ!」

ケバコ4「ォ兄さんかっこいいからァ五万でいいよォ♪」


そう言いながら腕を絡めようとしてきたので

ユウト「ウザいキモいケバいクサい触んな近寄んなどっか行け。」

仕方なく一息でそう言うと、急に態度が変わった。


ケバコ2「ォ兄さァん?」

ケバコ3「自分がかっこいいからって調子に乗らないでくれるゥ?」

ケバコ1「アタシらァ、PinkGirl何だよねェ。」

ケバコ4「従わないと、分かってるよねェ?」


こんなのがPinkGirl!?
随分堕ちたな…。


睨みながら少しの殺気をだしただけで


ケバコ3「ねぇヤバくない?」

ケバコ2「ヤバいよッッ!」

ケバコ4「早く行こうッ」


そんなことを言いながら逃げて行った。