-悠希side-


すごい形相をした夕斗を3人で付けると、コンビニに入って行くところだった。

しばらくして、出て来た夕斗は苛立っている様子だったが、何か情報を得たのか企んでいるようにも見えた。


サクヤ「なんですかね、あの企んだ感じ。」

クウヤ「確かに、珍しいぞ。」

ああ、確かに。

サクヤ「ええ。」

クウヤ「それに、怒って俺らに気づいてないんじゃないか?」

サクヤ「それは有り得ないんじゃないですか?」

ユウキ「僕もないと思うよ。」

クウヤ「なんでだ?」

ユウキ「僕の経験上見たことないし。」

サクヤ「俺でも気付かれますから。」

クウヤ「なるほどな。」