いきなり空耶が真剣な顔して話し始めた。

クウヤ「俺、聞いたことがあるんだけどさ。」

ユウキ「なになに?」

興味津々で聞き返す。

俺ははっきり言って、興味なんて1ミリもないから……

クウヤ「黒谷にはFive DragonZがいるらしいよ。」

でも、“Five DragonZ”という単語が聞こえてしまった。


サクヤ「珍しいこともあるんですね。」

俺の反応を見ていたらしい。