「「「「こんちはーッス」」」」

中に入ると、あちらこちらで威勢のいい声が飛び交う。

ユウキ「久しぶり!」

悠希は明るく元気に返したが、俺は無言で通り過ぎた。

「上には、朔夜さんと空耶さんがいます。」

ユウキ「ありがとう、亜朱-アシュ-。」

後ろからの声に悠希が応えた。