「千江、それって本気?」 「うん、お母さんにバレないようにこっそり荷物持ってきた」 千江の足元にはボストンバックがあった。 これは本当に家出してきたみたいだ。 「でお姉ちゃん」 「ん?」 「隣にいる人って彼氏?」 千江は雅志のほうを見る。