「あたし家族がどんな感じなのかよくわかんなくなってきた…」 「……」 「でも今日奏斗のお父さんに会えてよかった!」 「加江…」 「ありがとう、奏斗」 奏斗は再びあたしを抱きしめる。 「俺、加江の家族になる」 奏斗はあたしの耳元で呟いた。