「また昔のことでも思い出してた?」 「え?」 奏斗は口角を上げる。 「加江ちゃんって昔のこと思い出すときめっちゃわかりやすい」 「悪かったね…」 「別に思い出したければいいんだよ」 こいつにそう言われるとむかつく。 「けどさ…」 「ん?」 奏斗はあたしに顔を近づけさせる。