帰り道ふと思い出した
朝の出来事


「やばっ!!
男の子おいてきたんだった!!」


そう言って、本日二度目のダッシュ



ガチャガチャ

家についてあわてて鍵をあける

ドタドタとリビングにかけこむ


「いない…」


リビングのソファーに
寝ていたはずの少年は
いなくなっていた


「はあっ…焦って損した」


そう呟いて、少年がねていたソファーに腰をおろした