「さぁ、本題に入ろう。
俺の名前は
「リジー・レイヴン」

魔界の第13王子だ。

人間界へ来た理由、
それは、魔界の王になるための主探し、それと、サージェンの愛という、継承の証を探すこと」



そして、魔界の王子様は
私をみて、

「…お前俺の主(ヌシ)になれ」


「は???」


なんで私が!!

と反論しようとしたら


「んむっ…!!」

リジーの唇が私の唇に
静かに重なった。


なにが起きたかとっさに判断出来なかったけど
すぐに頭が整理された


どんっ!!!!


「な、なにすんのよ!!
この変態男!!!」


真っ赤な顔で睨み付けてやると、リジーは冷静に淡々とした声で

「契約。これでお前は
俺の主だ。これからよろしくな」


有無を言わさず強引に契約された。


「やだあーあぁぁあ!!!!!」


これが、私と強引な魔界の王子様との出逢い


天国のお父さん、お母さん私は今不幸です…


一章end