時間も休みも少なくて、会えるのは結構少ない。


私はともかく、悠君は大事な夏の大会前。

メールからも頑張ってることが伝わってくる。


本当はもっとメールしたいし、電話もたくさんしたいけど・・・悠君の負担にはなりたくないから・・・。



『うん、大丈夫!練習試合頑張ってね!!』


送信ボタンを押して、ケータイをパチンと閉じた。



無意識に小さく溜息をついた。

「寂しいって思ってるのは・・・私だけ、なのかな・・・」