君からのメール。

悠君が追いかけてくるのが分かった。


だけど、私だって元卓球部。

足は割りと速いほうだし、そう簡単に捕まるわけない。



走って走って走って・・・川沿いの土手を走っているときだった。


「・・・っ先輩!」


悠君の手が私の腕を掴んだ。


「っ!!」


私は無理矢理、走るのをやめさせられた。


「はぁ・・・っ、っつ・・・はぁ・・・」


息が切れて、言葉にならない。



「はぁ・・・っ、俺から・・・っ、はぁ・・・、逃げられる・・・わけ・・・っ、無いじゃん・・・!!」


悠君の息も切れていた。