ゲームセンターを出てすぐだった。 「悠也!?」 私じゃない誰かが悠君の名前を呼んだ。 可愛い感じの女の子。 「美久(みく)じゃん!」 ・・・ズキン、ズキ・・・ッ。 何で、何で・・・こんなに胸が痛むの・・・? 「久しぶりだね~。ってその人は・・・?」 「・・・先輩」 「っ!!」 「へ~、初めまして。美久って言います。悠也の幼馴染です」 「・・・琉依です。成崎君の先輩だよ」 ねぇ、悠君。 私は・・・『彼女』じゃなくて、只の『先輩』なの・・・? どうして・・・『彼女』って言ってくれないの?