君からのメール。

「か・・・可愛い・・・っ!!」


のほほん・・・として、ちょっと間抜けな顔をしている、猫のマスコット。


ゆるキャラみたいな。

こういうの好きなんだよね~・・・。



「どれ?」


ドクン・・・!!


いきなり耳元で悠君の声がして、心臓が飛び跳ねた。



・・・悠君、近いって・・・。


「その猫のやつ?」


コクンと頷くと悠君は吹き出した。


「はははっ・・・。本当、先輩って、好みがわけ分かんない・・・。ははっ、あははは・・・っ」


「・・・悠君、笑いすぎ」