意地悪彼氏










桃が覚えてるかは

分かんないけどな。


色々思い出していると
朝メシを食べ終わっていた。


「「「ごちそうさまぁ~」」」


父さんは会社へ
妹は学校へ
兄貴は…………どうでもいいか。


俺も後に続いて家をでた。



「いってきます」


「はぁい。いってらっしゃい!!」

「気をつけてね?」


「あぁ。じゃぁな。」



―………俺は玄関を開け
外にでた。