目を開けるとそこは、


知らない場所でした。



「・・・記憶喪失?」



いやいや!



あたしの名前は、佐々岡 春で、

高校2年生で、

女で・・・



「うん。大丈夫。」



覚えている。少し安堵。




フと気づく。