「ちょ!ちょっと!翔さん、死ぬ死ぬ!!たすけてっ」 「はぁ!?はぇえよ!」 この、佐々岡 春って女は違うみてぇ。 「あ~。死んだ・・・」 「お前、弱すぎ!」 「うるさいです~。あたしには、春って言う名前があります~」 「ははっ。なんだそれ。」 かわいいのに、気取ってない。 香水のくさいニオイじゃなくて、 なんだか、ほんのり香る、 甘くて優しい香り。 礼儀正しいし、俺らに媚びてこない。 ・・・ゲームはへったくそだけど。