「翔、落ちつけ。客人だ。」 「隼人!」 「あ~もう、おそいよ~隼人ぉ・・・」 子犬は、隼人さんが来ると真っ先に隼人さんの下に向かった。 「(主従関係・・・?)」 隼人さんは、言い聞かせるように子犬に言う。 「春は、客人だ。」 「でも、女だ!」 「翔、大事な客人なんだ。」 「・・・わかったよ。」 隼人さんの言葉に、しぶしぶ了承したようだ。