「まぁ、落ち着いてよ翔。」 「落ち着いてられっか!もしかして、充。お前の女か!?」 キャンキャンと、吠える、吠える。 充がお手上げ状態になっているのを見て、驚く。 「おい!何とか言えよ!充!!」 子犬は、びしっと、あたしに指をさし 「誰だよ!あの女!!」 と、にらんでくる。 あたし、なんかしたかな? すっごく嫌われている気がする。