『春・・・』 背後から、優しい声がする。 『春・・・おいで』 『あき、ひと・・・さ・・・』 後ろを向くと、優しい顔をして腕を広げている 秋人さんがいた。 『おいで、春。』 誘われるがままに、 秋人さんの胸に飛び込む。