「あの・・・」 「どした」 泣きボクロに、話しかけたつもりが 隣の男が反応した。 「あ、っと・・・あたし、佐々岡 春です。・・・えと、助けていただいて、ありがとうございます。」 「あぁ。俺は、五十嵐 隼人だ。」 「僕は、篠埼 充だよ。よろしくね、春ちゃん♪」 充というらしい泣きボクロは、 あたしに手を差し伸べた。 握手ってことかな? その手に、手を伸ばそうとすると、