扉の近くに男が2人。 1人は、茶色の髪の男。 これまた、泣きボクロが、セクシーな・・・ 笑ったのは、この人らしい。 もう1人の男は―――・・・ 「あのときの・・・」 覚えている。 ダークブラウンの髪。 金色の双眸。 異常に整った顔。 この人が、助けてくれたの? 「大丈夫?熱がすごく出て、倒れちゃったんだよ。」 泣きボクロが言う。