それでも、大好きだよ




中学校の時よりも短いスカートの裾がふわっと靡いた。


「今日から、高校生になるんだあ...」


自分の姿にうっとりしていると、後ろから「うわ、キモ」という言葉が聞こえてきた。


声のした方を見ると、部屋の扉の前で中学2年生の弟の薫(カオル)が立っていた。


「な、酷すぎっ!しかも部屋に入るならノックくらいしてよね!」